2006年5月8日月曜日

5月5日金曜日


  • ロンドンはTシャツ一枚ですごせるくらいの陽気な日。久々に街に出た。まずはSpitalfields Marketに行く。ここは一部工事中ということもあり、出店も少なく、すこし寂しげ。ウィーン料理の出店で昼食をとり、ぶらぶら歩いてBrick Laneへ移動。そしたら、Paul Smithのサンプル・セールに遭遇。これはツイてる!レザー以外のシューズがどれでも£20。スニーカー好きの私は大興奮。迷ったあげく2足も買ってしまった…。ほかに服とかもかなり安かったけど、これで満足…ということにしとく。
  • お次は、The Photogaraphers' Galleryへ。ここでは、川内倫子展がオープンしたばかり。彼女の作品をまとまった形で見るのは初めて。とくに印象的だったのは、家族・親族を撮った写真のスライドショー。作家自身の祖父・祖母の写真を中心に展開されるのだが、その断片的な写真が紡ぐストーリーに思わず吸い込まれる。これは作家が外から家族を撮ったものではなく、家族の一員として撮った写真である。いわゆる誰もが撮るであろう家族の記録写真。しかし、この写真を「作品」たらしめているものはなんなのか?もちろん技術的なものも当然あるのだが、やはり彼女の「視点」であろうかと思う。他のメディアと比べても、とりわけ写真というものは、「視点」というものが重要になってくると思う。
    *川内倫子展について詳しくはこちらへ。

  • 続きましては、Tate Modernへ。この日は、長らく展示してあったWhitereadのインスタレーションの撤去作業が行われていた。Whitereadはダンボール箱を型どったプラスチックの箱を大量に積み上げた。あの箱たちはいったいどこに行くのだろうか。
    ブックショップにて、Claire BishopのInstallation Artを購入。

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