大学の後輩、イシワタマリの個展「記憶バター」展が恵比寿POINTで始まったみたい。
彼女は大学で文化人類学を学ぶかたわら、絵を学び、ボディ・ペインティングというかたちでライブ・パフォーマンスを行ってきた。
ボディ・ペインティング-
その名の通り、観客の体に直接ペインティングをする。
そこには、その観客との「会話」が生まれ、それが描く対象にも影響をあたえる。
もちろん、そのひとの体のラインも影響力をもってくるだろう。
観客の体が彼女のペインティングで飾られることよって、その空間のお祭りモードのボルテージが一気に上がる。
そんな彼女の作品のもつ即興性がおもしろい。
この個展が終わったあと、イシワタマリはスペインでも個展を開催するようだ。
いよいよ海外進出だね。
「イシワタマリ 記憶バター」展の詳細はこちら
イシワタマリ ホームページ
2006年2月14日火曜日
2006年2月1日水曜日
ビデオアートの創始者逝く
ナムジュン・パイク氏が29日に亡くなられました。
韓国出身のナムジュン・パイクは東大で美学美術史学を学んだ後、ドイツ・ミュンヘンに渡り、そこでジョン・ケージに出会い、彼から大きな影響を受け、ケージとともに前衛音楽に取り組みます。また、そのころフルクサスの活動に参加し、既存の「アート」という概念を覆す作品を次々と発表していきます。
そして、ニューヨークに渡り、ソニー製ポータブルプレイヤーを使った映像作品を発表(1965年)したことにより、ビデオアートの創始者と言われています。
今では、ビデオアートはひとつの表現媒体としてその地位を確立し、また、DVDカメラの普及、そして映像編集ソフトのおかげで、今では誰もが簡単に「ビデオアート」を作れるようになりました。
それだけに、ナムジュン・パイクの死はひとつの時代の終わりを感じさせます。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
韓国出身のナムジュン・パイクは東大で美学美術史学を学んだ後、ドイツ・ミュンヘンに渡り、そこでジョン・ケージに出会い、彼から大きな影響を受け、ケージとともに前衛音楽に取り組みます。また、そのころフルクサスの活動に参加し、既存の「アート」という概念を覆す作品を次々と発表していきます。
そして、ニューヨークに渡り、ソニー製ポータブルプレイヤーを使った映像作品を発表(1965年)したことにより、ビデオアートの創始者と言われています。
今では、ビデオアートはひとつの表現媒体としてその地位を確立し、また、DVDカメラの普及、そして映像編集ソフトのおかげで、今では誰もが簡単に「ビデオアート」を作れるようになりました。
それだけに、ナムジュン・パイクの死はひとつの時代の終わりを感じさせます。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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