2006年3月26日日曜日

休日

いま時計の針を1時間すすめました。
きょうからサマータイムが始まるってことにキッチンで友達に言われ気付く。
空気もあったかいし、ロンドンにも春が来たんだなって感じる。

金曜で授業が終わり、そしてなによりも激動だった(特に精神的に)グループワーク&プレゼンが終わり、ほっと一息。おっと、火曜に補講があるから、まだ授業は終わってなかった。予習しないとね。

それでもやっぱり気持ち的にほっとしたので、昨日は久々に買い物に行ってきました。
ターゲットはスニーカー。というのも、今はいているスニーカーに3センチほどの穴があいてしまい、しかもこれが唯一の靴だから、今が買い時かなって思いまして。ま、ビジュアル的に目立つ穴じゃないから我慢できないこともないけど、雨が降ったら困るし。

まずお昼にバービカン・センターに行って、60年代末、70年代はじめに起こったブラジルの文化革命について展覧会tropicaliaを観る。ブラジルの文化は音楽だけじゃなくて、アートの分野もおもしろいってことには日本でブラジルアートの展覧会を通して知っていたので、ある程度の期待をしていったのだけど、その期待を上回るおもしろさだった。ヨーロッパからの影響を受けつつも、それを自分たちなりに吸収している。とくに感じたことは、体全体で感じる、というか、五感を使って感じる作品が多いということ。ラテンの文化というと「身体」というものをイメージするが、それがアートにおいても顕著にあらわれていた。
とくにこの60年代末、70年代はじめという時代は好きだ。世界中で反体制運動が活発に起こった時期。日本では安保闘争、フランスでは5月革命などなど。それまで支配的だった価値観などをくつがえそうと若い世代が立ち上がった時代。もちろんアートにおいてもそれは反映されている。

ま、こんなことを考えつつ、バービカンをあとにして、ブリック・レーンに向かう。スニーカーを求めて。
ブリック・レーンに着いて、まず昼食をとる。
ハンバーガーを食べつつ、こんな風にロンドンに来て買い物に来たのって、ほんと数えるほどだなってふと思う。こっち来て買い物らしい買い物ってCDと帽子を買ったくらい。本はぽつぽつ買ってますが。日本ではよく買い物に行ってたのになあ。

なので、ブリック・レーンに来ても、どこ行けばいいかわからない。
ぷらぷら歩いて、とくにピンとこなかったので、今度はバスでオックスフォード・サーカスに行くことにする。

途中で雨がふりだしてきて、街を歩く人たちが傘をひらきだす。多少の雨では傘を出さないロンドンっ子が傘を開きだしたから、あ、けっこう降ってきたんだなって思う。それにしてもすごい人。みんななにをしにオックスフォードストリートに集まってくるんだろう。

カーナビーストリートなどをぷらっと歩いて、すぐさまコベントガーデンに行く。オックスフォード周辺は人が多すぎ。

コベントで何軒か靴屋をまわり、ひとついいなって思ったものがあったけど、結局買わずに退散。
ひさびさに歩きまわったので、疲れました。店をよく知らないっていうせいもあるけど、全体的にいまいちだったなあ、どの靴屋も。

そういうわけで、昨日の収穫。
CD1枚
インスタントラーメン2つ
以上。

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